無職 備忘録 半年経っての所感
2020年3月11日に晴れて無職の身分になり、日付は変わったけどついに半年が経ってしまった。
振り返ってみればあっという間だったけど、半年を無駄にしてる虚無感が尋常じゃない。
3月
まさか1週間で転職先から追い出されるとは思わなかったので、収入が不安すぎてとりあえずバイトをした。紹介してくれた方と受け入れてくれた某社には感謝しかない…。バイトしつつ軽く就活してたけど、とある会社の面接でけちょんけちょんにされて初っ端から凹みまくる。というか初めから採る気なんかなかったなら呼ぶなよって感じだし当時のことを思い出すと今でも腹が立つ。人を嫌いになることってほぼないけど某ご担当者様には確実に二度と会いたくない。精神的に余裕はない、っていうか余裕の有無以前に流石に状況に戸惑ってて必死だったことしか覚えてない。ある会社の面接行ったら前職の人と同じ回で笑っちゃった。会社側も配慮しろよとは思った。まあ辞めたの私だけじゃなかったんだと思ってちょっと安心した。
4月
前職の諸々の対応が遅すぎてちょっとイラつく。まあ会社自体ごちゃついてそうだし…って残ってる人に同情はするけど多分私のほうが困ってるしガンガン請求した。就活本格的に始める。まだ全然余裕。そんなに覚えてないけどパフェとか作ってるし多分楽勝〜♪って思ってる。と思ったけど日記見返したら8日時点で結構焦り始めてた。えらいな〜。
5月
働く気力を失う。といっても根は真面目なのでそれなりに頑張ってる。頑張るってなんだろう?私の頑張るは頑張ってるのか?と3月にアイツに言われたようなことが反芻してだいぶ意気消沈する。2週間日記を無にする程度には精神が終わってたらしい。
6月
犬が死んだことしか覚えてないし今でも悲しい
日記によれば幸せのあり方を考えている日が多い。うける。引きこもりの才能を自覚し始める。
7月
涼しくなるだろうし9月からは働きたいなあというようなことが書いてある。残念だけどその夢は叶いそうにないわ。母親に就活をしないなら家を出ろと言われてガチ凹みする。近頃はねぇ、web面接っていうものがあって出かけなくても面接ができるんだよ。スーツ着て出かけるだけが就活じゃないんだよ。そして何よりそもそも書類で落ちてたら面接すら開催されないんだよ。わかってくれるかな。って思った。おかげさまでこちらの一件以降本格的にメンタルが終わる。
8月
1日から早めに死にたいとか書いてる。暗すぎ。日記も26日まで放棄する。生まれ変わったら船になりたいと言い始める。もう派遣でもなんでもいいやと思いつつ派遣に登録はしたけど派遣切りを思うと絶妙な気持ちになってしまって未だに無職やってます。
ガチめに体調が悪くて死ぬのか?と思うほど頭痛が痛い日があった。だんだん身体のほうにも響いている気がする。強く生きてほしい
9月
ガチめに眠れない日が続く。昼夜逆転とまではいかないけど2時前くらいまで眠くなんないしお陰で朝は昼前まで寝ちゃうしの無限ループ。夜中も結構起きる。星が綺麗なのでいいけど。人生を強制的に終了させる方法を模索し始めるけど、どうやるのか想像するとなんかリアルで気持ち悪くなって結局やめた。こういうときは痛がりの臆病でよかったねって思う。数えてみたら通算祈られ件数もう少しで200件に届きそうだった。前回の転職活動時とは世の中が全然違うとはいえなんで?って思う。職務経歴は確かに中途半端で微妙だけど、営業もやってるし事務もそれなりに幅広く触ってはいるし学歴も別に悪いというほどではないと思うんだけど。就活は縁とかいうけどそういう抽象的な言葉でお茶を濁せる段階はとっくに過ぎてると思う。社会が私を求めないならじゃあ死んでやるわよ、って毎日考えてるけど勇気出ないし衝動的に動けない。
以上
無職 備忘録 ④奨学金の手続き(JASSO)
④です
奨学金も色々あると思うけど日本学生支援機構(JASSO)の場合。
JASSOも流石に失業者には気を遣ってくれる。
どうにかする選択肢は二つあり、一つは毎月返還する金額を1/2もしくは1/3に減額する方法、もう一つは返還期限を猶予してもらう方法。
ただ猶予してもその期間利子がつかないわけではないようなので、第二種をもらってた方は注意が必要。
あとは当然元の金額がどうにかなるわけでは流石にないので、私は1/3に減額にした。
< 返還の減額・猶予手続き >
色々あるんでこちら(https://www.jasso.go.jp/sp/shogakukin/henkan_konnan/gengaku/shoumei/shitsugyo.html)を見ていただければいいんですが、失業保険もらってるなら雇用保険受給資格者証のコピーを提出するのが簡単かと。
プラス、退職証明書もしくは国保の手続きで使用した健康保険資格喪失連絡票のどちらかも提出。私はどっちかに不備があったら面倒なんで両方のコピーを提出した。
失業してから7ヶ月以上が経っている場合はまた変わってくるようなので別途確認してください。
それからスカラネットパーソナル上で奨学金減額返還願をダウンロードする。
これが確か、スカラネットパーソナル上で入力した情報を紙にプリントして上記書類とともに郵送するという非効率的なものだったと記憶しているけど、そういうものなので仕方ないです。
(今確認したら白紙フォーマットをpdfでダウンロードできた)
雇用保険受給資格者証のコピー(等)、退職証明書(等)、奨学金減額返還願の3点を郵送すればJASSO側で判断して結果を連絡してくれるのでそれで終了。
全然気にしていなかったけど提出時期にも決まりがあり、猶予開始希望月の3か月前から前々月末までらしいのでお気をつけください。
参考:https://www.jasso.go.jp/shogakukin/henkan_konnan/yuyo/tetsuzuki.html
それから諸々、提出の時点で延滞をしている方はしてない方に比べるとスムーズに行かなそうなのでご注意ください。
以上
無職 備忘録 ③年金の手続き
③です
会社勤めされてる方は厚生年金に加入してるんでしょうが、辞めたら国民年金へ切り替える手続きをする必要がある。
制度そのものについては全く詳しくないのでやった手続きだけ書く。
< 国民年金の手続き >
役所か年金事務所でもできるらしい。
こちらも多分全国共通だろうけど、あくまで私がやった場合なので心配だったらお住まいの役所に問い合わせたほうが良いと思います。
必要書類:社会保険資格喪失証明書/離職票/退職証明書のうち何か一つ・年金手帳・マイナンバーカード又は通知カード・運転免許証等身分証明書
本人以外が手続きする場合は印鑑と代理人の身分証明書も必要。
加入自体は別にそんなにめんどくさいこともなかったと記憶している。
< 減免をしたい場合 >
例により会社を退職したときは何らかの措置をとることができる。
必要書類:年金手帳・離職票や雇用保険受給資格者証等退職日のわかるもの
申請に必要な用紙は役所にある。ハロワからもらう冊子にも確かついてたからそれを使っても良い。モノは同じです。
免除額も段階に応じて全額やら半分やら1/4やらがあり。希望は出せるが判断するのはお役所。
多分失業してご自身が世帯主ならそれなりの額免除されると思いますが、私は何度も申し上げるように実家暮らしで世帯主である親が存在しているのでそちらに引っ張られて免除にはなっていない。
ただ全額支払い猶予という形で現時点で支払うべきものはないのでまあ助かってはいる。
< 期 について >
国民年金は、1月〜12月や4月〜3月といったわかりやすいものではなく、7月〜6月で期が区切られている。
なので、私の場合3月に失業したので、3月(4月だったかも)〜6月の令和元年度分を猶予するため、それから7月〜翌年6月の令和2年度分を猶予するため、現時点で合計2回手続きをする必要があった。
もし今(2020年9月)失業して手続きするとしたら2021年6月までの分は申請できるけど、2021年7月以降も適用したい場合はその時またやることになる。
わかりにくい?ごめんね
年金に関しては猶予・減免手続きをしちゃえばとりあえず期の区切りだけ気をつければ特にややこしいことはないと思います。
私の場合、申請に必要な書類のうち「雇用保険受給資格者証」でちょっとトラブった過去があります。
(トラブったってほどではないけど)1週間で辞めた前職の離職票がなかなか届かず、雇用保険受給資格者証がしばらく仮発行のままだったんですよね。
役所のほうも仮発行の資格者証では手続きできないようで、離職票受け取る→ハロワで資格者証を本発行してもらう、のステップを踏んでようやく年金のほうも手続きができました。
とはいえこちらはそこまでシビアではないようで、多少ゆっくりでも問題なく3月(4月?)から6月まで猶予手続きができたので、そんなに心配いらないかなと思います。
手続き自体も過去に遡ってできるようなので、やはりめちゃくちゃ焦る必要はないんじゃないかと思います。
(参考:日本年金機構 https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20150402-01.html)
以上
④奨学金の手続き(JASSO)
https://stell-ar.hatenadiary.com/entry/2020/09/12/001258
無職 備忘録 ②国保の手続き
②です
1週間で怒涛の退職を迎えた前職でも一応健保には入ってたんですが、保険証を受け取ってすらいない状態だったので任意継続の存在を完全に失念していた。
(人事だか労務だかの担当者、そんくらい確認してくれてもよくない?!)
やったことないからわかんないけど任意継続できるなら多分やったほうがいいんだと思います。
私はやんなかったので健康保険の類に無加入状態で、国保(国民健康保険)に加入する必要あり。
< 国保加入手続き >
市役所やら区役所やらお住まいの役所に行きます。
国保の担当の課があるはずなのでそこに行く。わからなければ受付の人に「国保入りたいんですが」って言えば案内してくれるでしょう。
多分全国統一だと思うんですが、私の住んでるところでの必要書類→健康保険資格喪失連絡票・印鑑・通帳及び通帳印(口座振替希望時)・マイナンバーカード又は通知カード・運転免許証等身分証明書
健康保険資格喪失連絡票はその名の通り健保の資格失いましたよと証明するもの。会社にいえば発行してくれる。
健康保険は空白期間があってはいけないらしく、間あけて加入したところで結局資格喪失の翌日まで遡って料金払う羽目になるし、ゆっくり手続きするメリットは特にないと思います。
※ただ加入手続きは原則資格喪失の翌日以降しかできないらしい
カード状の保険証が届くまでは、手続き当日にもらった(私の市では)A4一枚の紙を提示すれば保険証がわりになるそうです。
< 保険料・減免について >
保険料は払込用紙(送られてくる)で支払うか、口座振替もできる。
会社都合によって退職していて、失業保険もそういう理由で受給している人の場合は軽減できるらしいです(特定受給資格者または特定理由離職者に該当した人)。
おっしゃ!ワイも軽減できるやんけ!と思ったんですけど、前回の失業保険編で書いた通り私は色々あって失業保険を自己都合扱いでもらっています。
どういう理由で受給しているかは雇用保険受給資格者証の離職理由コードで判別できるんですね。
私はそのコードが「45:正当な理由のない自己都合退職」になっているもんで、まあ使えないんですよねぇ、これがマジで結構しんどい。高いんだよ国保。
あと今(2020年9月)は新型コロナウイルス関連の減免措置もしていて、色々要件はあるんですが要するに主たる生計維持者に何かあったら対処できますよというもの。
私は現在実家暮らしで主たる生計維持者である親には何も起きていないのでこれも特に何も起きず(そもそもコロナ退職ではないんですが)。
大体、10万円のときも騒がれましたけど世帯主とか主たる生計維持者とかなんでそれ基準なんだよ!!て思うけどそれは置いといて。
正当に会社都合で辞めて正当に会社都合で失業保険をもらえている方は役所に相談したら全額支払う必要はなくなるかもしれませんので是非聞いてみてください。
< 余談・住民税について >
完全に愚痴半分の余談ですが、住民税も失業した場合は減免措置受けられるようです。
これは自治体によって違うのかもしれない。
ただやっぱりここでも判断基準にされるのは受給資格者証の離職理由コードで、資格者証上では勝手に辞めたことになっている私は全額払う羽目になっています。
まあ前年の所得にかかっているんだから取られるの自体は納得だし、マジで無理だよ〜ってなったら何らかの対処はしてくれるのでしょうけど。
ただ私の場合離職理由云々の前に前述の通り実家暮らしで親と世帯も同一なので、世帯主の収入が影響して会社都合で辞めててもどうだったかなという感じ。
マジで私のような状況でも各種税金を猶予ではなく減免できる何かがあるなら是非教えてほしい。
以上
③年金の手続き
https://stell-ar.hatenadiary.com/entry/2020/09/11/233819
無職 備忘録 ①失業保険
転職直後に転職先の会社が傾きかけて、「辞めてちょうだい」と言われたので辞めてから早半年
どっかの誰かのためになれば、とうろ覚えながら色々書いておく
もう二度と使わないことを祈るけど、将来の自分のためにも
①失業保険 (正式名称:雇用保険)
< ハロワで手続きをしよう >
必要なもの→離職票・マイナンバーカード(通知カードでも可)・運転免許証等本人確認書類・印鑑・証明写真2枚・通帳キャッシュカード等口座番号がわかるもの。
(詳しくはハロワへ https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-hellowork/list/tachikawa/kyushokusha/news_topics/shinsaimado.html)
急な退職だと特に離職票が来るまで時間がかかるので注意…私はなんやかんや1ヶ月くらいかかった。コロナ絡みでハロワが混んでるとのことだったから、普通はもうちょっと早いのかな。
当日は、ハロワ入って最初の窓口の人に「失業したので失業保険の手続きをしたいのですが」と言おう。
そうしたら色々案内してくれる。
失業保険に関する手続きはもちろん、ハロワに登録するための手続き(求人の希望条件とか書く)をする必要があるので、時間は余裕もっていったほうがいい。
< ハロワにて手続き後 >
ハロワで受給の手続きをしたら、7日間の待機期間があり、ここはバイトとかしてはいけない。
本当は「雇用保険説明会」が存在するが、私はコロナ絡みで現地での説明会は受けず動画を勝手に見て終了。
待機期間が明けたあと「初回講習会」なるものに参加するが、これもコロナ絡みか「会」には行かず窓口で担当者に動画を見ての疑問点等あれば質問。
それから1ヶ月に一回のペースで「認定日」にハロワに行き、必要書類を提出する。
< 待機期間後 >
待機期間が明けたあとすぐ金をもらえるかというと必ずしもそうではない。
いわゆる「会社都合」退職ならすぐにもらえるが、「自己都合」なら待機期間明けてから3ヶ月後にやっと給付が始まる(給付制限という)。
ただ今(2020年4月当時)は2019年台風19号の激甚災害に指定されているエリアではこの給付制限が1ヶ月に短縮されているよう。
自分語りだが、私は前職をあまりに短期間で辞めることになったので前職分の離職票(会社都合)にて失業保険を受給できず、前々職の離職票(自己都合)で受給することになってしまった。
→これが後々税金がらみで困る原因になる…。
けど上記激甚災害に指定されてるエリアに住んでたおかげで3ヶ月も待たずに済んで助かった。
因みに失業保険をもらうには雇用保険に加入している期間が離職日の過去2年間に12ヶ月以上は必要。
会社都合なら6ヶ月以上。私は前職を1週間で辞めたせいでこの6ヶ月を満たせなかった。
参考までに私の受給までのスケジュールを書いておく。
4/2(初ハロワ、手続き) → 4/8(待機期間終了) → 4/9(待機期間終了の翌日) → 1ヶ月給付制限 → 5/9(給付制限明け) → 5/28(認定日)
わかりにくかったらごめんね。
支給対象となるのは給付制限が明けた5/9〜。
所得やらなんやらによって一日の支給額が決まっていて、認定日で区切られた各期間の日数でそれを掛けた分が振り込まれるイメージ。
一日1000円で、認定日から認定日までの日数が20日あったとしたら、1000円×20日で20000円(こんなに安くはない)。
< 認定日について >
認定日の必要書類というのが「失業認定申告書」というもの。
もし受給期間中にアルバイト等して収入があった場合は申告する必要がある。
→アルバイトする際には一日あたり4時間以下だったらどうみたいな決まりがあるけどバイトしなかったからよくわからん。ごめんね。
また「活動実績」も書く必要がある。
活動実績というのが、前回の認定日から今回の認定日前日までの期間で就活・職業相談などなどを最低2回はやってねというもの。
今はまたもコロナの絡みで、実績がなくても大丈夫みたいな感じになっているが、認定日にハロワ受付にて「ハロワで職業相談しました印」を押してもらえるし認定日にきちんと行けばこれで1回は稼いだことになる。
あとは求人サイトやエージェント通して応募しても合否に関わらず実績にはできるので、積極的に就活してるわけじゃなくてもまあそんなに大変ではないと思う。
認定日にハロワに行く時間は指定されていて「失業認定申告書」に記載されているが、別にガン無視して全然違う時間に行っても何も起こらない。
日にちだけは勝手には変えられなくて、ただ面接と被ってるだとかやむを得ない事情があるようであれば変更できる。
やったことないので詳細はわからないが、面接だったら「面接証明書」というものを書く必要がある。これは企業側にも書いてもらう項目があるので、日程被ったら書くよう依頼した方がいいと思う。
そんなかんじで、認定日→就活→認定日→就活を繰り返していく。
受給期間中に内定が出れば別の金がもらえるらしいが、悲しいかな私は来週切れるにも関わらずNNTなのでこちらも書けず申し訳ない。
NNTな私が一番悲しいので許してほしい。
通常、失業保険がもらえるのは3ヶ月間だが、今はやはりコロナ絡みでありがたいことに2ヶ月延長されている(諸条件あり)。
ただ、せっかくなので文句書くけど、3ヶ月間たっぷりお祈りを続けられた人間が、景気もどんどん微妙になるなかで2ヶ月延長されたところで劇的に就活が上手くいくなんて素敵な話ありますかね?????
財源は無限じゃないのはわかってるんですが、私も来週に待ち受ける次回最終認定日を迎えたら晴れて正真正銘の無収入になるわけです。
もうちょっと…ねえ…なんかあったらいいのになあ…って厚労省に一応メールはしたんですけどねえ…。
以上、とりあえず失業保険編おわり。
思い出したことあれば追記します。
②国保の手続き
https://stell-ar.hatenadiary.com/entry/2020/09/11/230350